さびないココロ くりむ

春の洋裁、再び!

昨年の春に突如発動した洋裁熱、一年経っても冷めやらず、この春もせっせと春服を作り始めました。
この春はどんな服を作ろうかな・・・と以前買った本をぱらぱらとめくっていると、真っ白な丸衿の七分袖ブラウスに目が釘付けに。
あまり甘めの服を着ないので、丸衿は縁遠かったのですが、生地のぱりっとした質感のおかげであまり甘くなりすぎなくて、「これは作ってみたい!着てみたい!」と思い、さっそく生地屋さんへ。
実際に生地屋さんに行ってみると、なかなか思うようなぴったりの生地ってないものです。私が探していたのは、麻、白からほんのりベージュくらいの色味、そこそこ厚手、というものなのですが、これはいいぞ!と思うととんでもなく高かったりして。

結局、1メートル2,000円のヨーロッパリネンを買って帰ってきました。
いつものように、生地の水通しから始めて、地直し、型紙作り、裁断、縫製、と進めて、足掛け3日で完成。
出来上がった瞬間、思わず「かわいい!」と一人で声をあげてしまいました。

ちなみに、こちらはまったく作るつもりじゃなかったドルマンブラウス。
秋にウールニット生地で作って、わりと気に入っていた形です。生地屋さんの入り口のワゴンセールでコットンニット生地が短い丈で安売りされているのを見て、つい買ってしまいました・・・。
肌触りがすべすべで、春は重ね着、夏は1枚で、着倒せそうな予感しかしません。

さてさて、主役の丸衿ブラウス。
できあがったのがちょうどツバメが飛来した時期だったので、鳥のブローチを合わせてみました。
マットな渋い質感のブローチなので、甘くなりすぎなくて気に入っています。

長い冬が終わり、爽やかな風が吹くこの数ヶ月。
厚いコートやセーターとはしばらくの間お別れして、軽やかな気分で春服を楽しみたいです。

byくりむ

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