さびないココロ くりむ

「お直し」でモノと長くつきあう

2017/01/17

布でできたものを捨てるのがどうも気後れしてしまい、まだ使えないかな、と思ってしまいます。少し手を加えて、寿命を延ばすこともしばしばです。

そんなわけで、この秋、綿の掛け布団を打ち直しに出しました。

昔、親戚が自分で手縫いで作ってくれたものだったのですが、綿を包む外側の布が破れてしまっただけなので、これは打ち直しに出そう!と思い、調べてみました。

 

区内の布団屋さんが打ち直しをしていることがわかったので、そちらにお願いしてみました。

注文をすると、布団屋さんが受け取りにきて、その場で布団の重さやサイズをはかったり、中の綿の状態を見たりしてくれました。

10年以上前に作られたもので、綿の質がとてもよく、打ち直しをすればさらに10年くらい使えるとのこと。

「古い時代の寸法で作ってあったものを今のものに直すので、布団カバーのサイズはこのサイズで買ってくださいね」など、いろいろ親切に教えてくれました。

 

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2週間後、打ち直した布団が到着。前よりもずっとふかふかに、厚くなって戻ってきました。

重さは変わっていないそうですが、ふかふかで軽く感じるのが不思議です。

 

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こちらは15年くらい前に友人からもらったウールのマフラー。

使っているうちに端っこに小さな穴が・・・。

高価なものではないと思うのですが使い心地がよいので、穴を刺繍糸でふさいでみることに。

一カ所ふさいだらかわいい感じになったので、花っぽくしてみました。

刺繍してから5−6年経ちますが、今も使っています。

 

他にも、家族のYシャツの身ごろをはいで枕カバーを作ってみたり。

枕カバーといっても、身ごろのボタンとボタン穴もそのまま利用して、手縫いでざくざく縫って袋にしただけの簡単なものです。

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なんだかおばあちゃんみたいですが、少し手を加えると愛着が増して、もっと長く使いたい!という気持ちになるのが不思議です。

 

by くりむ

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