さびないココロ くりむ

愛着のある布を

洋裁をやっていると、余り布やハギレがどんどん溜まってきます。
本に書いてある通りの生地や材料を買ってきてはいても、余裕のある寸法で書かれているのでしょう、毎回大きな余り布と、複雑な形のハギレが出てくるのです。

前回の丸衿ブラウスを作ったら、1メートル以上の布が余りました。
気に入って買った布だし、何か別のことに使えないかな・・・と手持ちの洋裁の本を引っ張りだして見ていたら、フレンチスリーブのプルオーバーに目が留まりました。レースやボタンなど、いくつかの材料を足せば作れそうです。
レースなんて使ったことがないし、ボタン選びも楽しそう!と思い、再び生地屋さんへGO!
ボタン売場では迷いに迷い、イタリアから来たという赤いボタンにしてみました。ボタンホールの革ひもは黄色です。

繊細なレースの扱いにドキドキしたり、後ろの見返しをやり直したりしながら、なんとか出来上がったのがこちら。
思いがけず、ブラウスだけでなく、プルオーバーもできてしまい、大満足です。

これに気を良くして、ワンピースの残りのリネン生地でVネックのプルオーバーを作ったり・・・。

ちょうど雑誌『暮しの手帖』に載っていた「ワンピースみたいなエプロン」の作り方にならって、コットンの余り布やハギレをつなぎ合わせてエプロンを作ったり・・・。

売り物だったら手に取らないようなものや、普段は使わないエプロンも、自分で作るとなる挑戦してみたくなるのが不思議です。
愛着ってこういうところから生まれるのかもしれません。

byくりむ

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