ニッポンのパワースポット②~高千穂~
2017/02/14
伊勢に続いてのパワースポットは、
宮崎県の高千穂峡です。
私の下手な写真もちょろっと乗っけてますが、
まあ皆さん、
まずはGoogleで『高千穂』って検索してみてください。
そして『画像』のタブを開いてみてください。
…この、圧倒的なマイナスイオン感。
すでに相当な神々しさ。
高千穂は、日本の神話のはじまりのはじまり、
古事記・日本書紀に記される天岩戸神話の舞台。
神話の昔、天照大神(アマテラスオオミカミ)や神々が住んでいて、
弟(須佐之男命(スサノオノミコト))のやんちゃっぷりに激怒した天照大神が、
岩に隠れてしまって太陽が照らなくなってさあ大変、
踊ったり歌ったりなだめすかしたりして、
最後は無事に天照大神が岩から出てきてくれて、
弟も改心してめでたしめでたし。。。
…という、あれです。
(きちんとお知りになりたい方は、
こちらもgoogle先生に聞いて下さい(笑))
天照大神が住んでいた家(天岩戸神社)も、
そして例の隠れた岩(天岩戸(アマノイワト))も、
高千穂にあります。
そして、高千穂と検索すると大量に出てくる高千穂峡は、
切り立った岩の間を清流が流れ、白糸の様な滝に日が差し込みなんとも神秘的な風景。
国見ケ丘という丘からは雲海に昇る日の出が見え、
いずれも『ほんと、神様住んでたんじゃ…』とおもわせる幻想的な風景が見られます。
(写真は高千穂町観光協会から拝借)
ただし、これはいずれもお天気やさまざまな気候条件に恵まれれば、のはなし。
この、いつでも見れるわけじゃないところも確実に、神聖な雰囲気を醸す一助になってます。
高千穂には、夜神楽、という夜通し神話の踊りを踊る伝統芸能があるのですが、
これも毎年11月~2月くらいの間の決まった日に執り行われるので、
こちらもタイミングが合えば見られます。
(ダイジェスト版の神楽を高千穂神社で毎日やっているので、
夜通しじゃなくて体も楽だしこれでOK、というかたはこちらがおすすめ。
私はこれを見ました。)
(神楽の写真。これも高千穂町観光協会から拝借)
天岩戸神社の神主さんのご説明によれば、
天照大神は高千穂に住んだのち、
前回ご紹介した伊勢に引っ越し神様としてまつられて、
弟の須佐之男命は出雲に引っ越してヤマタノオロチを退治したんだとか。
つまりは神様たちが青春時代を過ごした故郷、
みたいなとこでしょうか。
ここに神様がいたんだよ、と神話が生まれてしまうのもうなずける、
自然の力あふれるところでした。
神話に興味がなくても癒される事、必至です。
参考URL:高千穂町観光協会
http://takachiho-kanko.info/