アイルランドの家紋 アラン模様のレッグウォーマーに挑戦
去年、初めて編み込み模様に挑戦して、レッグウォーマーや腹巻きを編みました。
毎日のように愛用していましたが、今年は他の物も作りたくなり、本屋さんでニットの本を探していたらこんな本を見つけました。
靴下もほしいし、単色のレッグウォーマーもほしいな・・・という私の気分にぴったりの一冊!
いろいろ迷った結果、今年はアラン模様のレッグウォーマーを作ることにしました。
「アラン模様」というのはアイルランドの島・アラン諸島で伝統的に編まれる模様で、家紋を表すもの。
海に囲まれた土地柄、漁業が盛んなアラン諸島では、漁師が万が一遭難したときに、着ているセーターからどこの家の人なのかわかる役割を果たしたとのこと。
見事な模様を浮き上がらせる編み目の凹凸が空気をたっぷりと含むので、編んでいる間もどことなく温かさが伝わってきます。
寒い土地で、漁師の妻たちが工夫をこらして編んでいたのかな、などと想像をかき立てられました。
10月下旬から始めましたが、休日に少しずつ編み進めて、12月初めにやっと完成!
模様の由来を知って自分で編むと、なんともいえない愛着がわいてきます。
あの服と合わせようかな、と考える楽しさもあったりして。
冬本番ですが、温かく過ごせそうです。
byくりむ