砥石で切れ味復活!
今使っている包丁を母からもらったのが13年近く前のこと。
切れ味が悪くなるたびに研いで使い続けてきたのですが、砥石が大きく欠けてしまったので、砥石を新調することに。
家で使う分には、歯が欠けてしまったときに使うような荒研ぎは基本的には使わないのですよね。
そこで切れ味が悪くなってきたときに使う中研ぎ用と、仕上げ研ぎ用の砥石を貼り合わせたような、両面の砥石を買うことにしました。
包丁を研ぐときの包丁の角度を固定する補助具もついてきました。
10円玉2枚くらいの角度を維持するとよいと聞きますが、せっかくなので使ってみることに。
まずは、砥石を5分くらい水につけます。ぷくぷくと空気の泡が出てきました。
ぬれ布巾の上の置いた砥石に対して、包丁を45度の角度であてて、刃渡りの3分の1ずつ研いでいきます。
中研ぎが終わったら、仕上げ研ぎで両面を仕上げます。
包丁を研ぐことで刃がめくれる「かえり」を落として、よく洗って作業完了。
研ぎ立ての包丁で、人参を千切りにしてサラダにしてみました。
薄切りにする段階で、刃が吸い付くような切れ味で、軽い力でもすいすいと切れます。
一見面倒なようですが、刃先に集中して、無心で研ぐ時間は気持ちが落ち着きます。
時間のないときには簡易版の包丁研ぎも使いつつ、いよいよ切れ味が悪くなってきたときや、気持ちを落ち着けたいときには、やるようにしています。
なによりも、鋭い切れ味が復活した包丁を使うと、段取りがスムーズに進んでとっても気分がよいものです。
by くりむ