あたたかいコーヒーで一息
2017/01/17
昼間の日差しこそ暑いものの、朝の通勤の途中でとんぼを見かけたり、夕方の日差しが秋めいていたりして、もう9月かぁ・・・と思いながら過ごしています。
まだまだ残暑が続くとはわかっているけれど、なんだか夏の疲れがたまってきたなぁ・・・なんて感じた週末、あたたかいコーヒーを淹れて、一息つくことにしました。
10年以上前に実家を出たときに、私が小さな頃から父が使っていたコーヒーミルをもらってきて以来、今も使っています。
頻繁に使うせいか動きがよく、実家にいた頃から数えれば、故障もせずに30年は働いてくれているはずです。
お湯をわかす、豆を挽く、ドリッパーにフィルターをセットしてお湯でしめらせる、フィルターに挽いた豆をいれてコーヒーを落とす。
黙々と一連の動きをするこの時間は、気持ちが落ち着く時間でもあり、生活の中のささやかな楽しみでもあります。
ドリップするときの香りは、自分でコーヒーを淹れるときの最初のごちそうです。
お湯を注いで、ぷくぷくとコーヒー豆がふくらんでくれると、「よしよし・・・」と満足感と期待感もふくらみます。
コーヒー豆をいろいろそろえてみるのも楽しいのだろうなと思いつつ、つい慣れたいつもの豆ばかり飲んでしまいます。
ちなみに私は、音楽イベントで出張販売していたのを飲んで好きになった、こもれびコーヒーの「こもれびブレンド」を飲むことが多いです。
道具も豆も、あまりこだわりはない方だとは思いますが、焙煎したての豆をなるべく新鮮なうちに飲みきるようにしています。
気に入ったカップにコーヒーを注いで、気になっていた駅前の小さなパン屋で買ってきた、あんとクリームチーズのペストリーをお皿にのせて、さあ、いただきます!
コーヒーと甘いものの組み合わせ、たまりません。和菓子との相性もよいですよね。
電車もお店もクーラーできんきんに冷えているし、冷たいものばかり口に入れがちな夏。
気づけば体の外も中も冷えきってしまっています。
夏の終わりまであと少し。
あたたかい飲み物で一息いれて、ほっとしませんか。
by くりむ