タラソテラピーで身体をリセット
2017/02/14
大変ご無沙汰しております。
楽しみに待ってくださっていた皆様、
全然更新されなくて、すみませんでした。
お詫びの復活第一弾は、
いつものお気軽デトックスとはひと味違う、
本格デトックスをご紹介。
タラソテラピーって、聞いた事ありますか?
タラソテラピー(海洋療法)とは、
ギリシャ語の「タラサ」=「海」と、
フランス語の「テラピー」=「療法」からなる造語。
海洋性気候のもと、海水、海藻など、海の資源を用いて
身体の内側から活性化させ機能を高めていく、
医学的理論に裏付けられた自然療法で、
フランスを中心に古くからヨーロッパの人々に愛されています。
(テルムマランパシフィークHPより抜粋)
海洋療法、という日本語訳が言い得て妙ですね。
なんとなく、海藻パック=タラソテラピーとイメージしがちですが、
海藻パックはタラソの一部、
実際は海水等を使ったもっと広い概念をタラソテラピーと呼ぶようです。
今回、このタラソテラピーを存分に味わえる施設へ、
行ってきました。
お邪魔したのは、千葉県勝浦市のテルムマランパシフィーク。
東京からだと日帰りでいけるところに、
南国リゾートの様な施設があります。
気分はバリ島。実際は千葉ですが(笑)。
この施設、日本では数少ない、
本格タラソテラピーが受けられる場所なんです。
何はともあれ体験スタート。
まずは、【アクアトニック】と言われる、
新鮮な海水を温めてできたプールで、
歩いたり、ジェット水流にあたったりして、
全身の緊張を解きほぐしていきます。
(テルムマランパシフィークHPより)
あたたかい海水につかる、
というだけですでに初体験なのですが、
これ、すごく気持ちいいんです。
お風呂や温泉ほど温度は高くなく、暖かめのプール、くらいの温度で、
当然海水ですから塩水、ちょっと浮力もあって、自然と体の力が抜けていく感じ。
さまざまなジェット水流が用意されているのですが、
頭をプールのふちに載せて、下から上がってくるジェット水流に身体を任せて浮く、
なんていうのもあり、
このポイントが気持ちよすぎてずっと浮いていたくなる始末。
(施設内は水着とバスローブを着用しているので、
撮影禁止で残念ながら緩み切った顔で浮いている写真をお見せできず。。。)
【アクアトニック】で体がほぐれたところで、いわゆる海藻パック(アルゴパック)や、
種々のマッサージ、海水プール内でのエクササイズ等いろいろなプログラムがあり、
これをどんどんこなしていきます。
一つ一つのプログラムが気持ちよくて、どんどんほぐれる身体と心。
プログラムの間はまた、アクアトニックのプールでリラックスします。
この、それぞれのプログラムがいちいち気持ちよくて興味深くて、
書き始めたらきりがないので、
今回は、特に衝撃をうけた、
【フローティングマッサージ】をご紹介したいと思います。
【フローティングマッサージ】
前述の通り撮影禁止のため、テルムマランのHPよりお写真借用。
フローティングマッサージは、
海水のプールに写真のように浮具を使って浮き、
そこへセラピストの方が水流を使ってマッサージしてくれるプログラム。
これが、まったく未知の体験でした。
全身の力を抜ききって水に浮いている、
というだけでもかなりのリラックス感なのですが、
そこへセラピストさんが、足の先から手の指の先まで、
丁寧に水圧でマッサージしてくれるのです。
気持ちいい、なんてもんじゃありません。
昇天。
普通のマッサージだとどうしても、
身体のどこかに力が入ってしまったりしますが、
浮いているのでとにかく脱力状態。
そこへマッサージ。気持ちよくないはずがありません。
終わった後は体がふわふわと浮いている様な気分でした。
フローティングマッサージに限らず、
タラソテラピーはデトックス効果が高く、
プログラム中はとてものどが渇くのですが、
施設内あらゆるところにお水が用意されていて、
こまめに水分補給をしながら、
お手洗いにもたくさん行きながら次々進めていきます。
丸一日プログラムが終わったころには、
肩こりでいつもカチカチの肩が、
びっくりするほどやわらかくなっていました。
身体をリセットするぞ!と、
まとめて時間をとれる方は、かなりおすすめの施設です。
(1日から満喫できます)
千葉勝浦のほか、愛知県蒲郡市にも姉妹施設がある模様。
そこまで時間はとれないけど、
タラソ気分を味わいたい、という方は、
入浴剤やバスソルト(以前ご紹介したルビーソルトもおすすめです)で、
お風呂を海水気分にしてみたり、
海藻パックをしてみるのもいいですよね。
ともあれ、
知っているのとやってみるのは大違い、
デトックスの奥深さを知った体験でした。
それではまた来週。