さびないカラダ くりむ

優秀メニューの煮豚を圧力鍋で手軽に

週末、買い出しにいった小さなスーパーで、国産豚もものかたまり肉が100g98円で売られているのを発見。

「これは煮豚をつくらねば!」と、大きな塊を迷わず買い物かごへ。

 

煮豚と煮汁に漬けた味付け卵は、我が家の正月料理の定番メニューのひとつ。

スライスした煮豚と、だいだい色の黄身がかがやく味付け卵がお重にならぶと、なんともおめでたい雰囲気です。

手軽なので、豚のかたまり肉が手頃な値段で売られているのを見かけるとお正月以外でもよく作ります。

時間に余裕があれば普通の鍋を使いますが、この日は予定があったので、圧力鍋でささっと作ることにしました。

 

まずは主な材料の準備から。

豚のかたまり肉は、フォークを全面にさして味がしみこみやすくしたところに、強めの塩・こしょうをすりこみます。

臭み消しに、ねぎの青い部分と生姜のスライスを適量。

 

熱くしたフライパンに油をひかずに、脂身の方から塊肉に焼き目をつけていきます。しっかり目につけた方がおいしいですよ。

今回は、焼き目をつける前に二つに切ってしまいましたが、焼いてから切った方が形が崩れにくかったはず・・・。残念。

しっかりとした焼き目がついて、たっぷりと脂が溶け出てきたら、他の面も焼き目をつけます。

 

豚肉の下準備ができたら、圧力鍋に材料と調味料を入れて火にかけるだけ。

 

調味量は、脂の少ないもも肉700g強に対して、

・残り物の焼酎と料理酒 あわせて鍋に二回し半くらい

・しょうゆ 鍋に二回し半くらい

・きび糖 大さじ2-3

・梅ジャムの残りと種(大さじ2くらい?)

・八角 2かけ

を入れました。

 

調味料は目分量なので、何回か作ってお好みの加減を見つけてくださいね。

薄味だったら、アレンジするときに好みの味を足したり、煮汁を濃いめに煮詰めてかけてもいいし、

濃すぎたら、野菜と和えたり、刻んで混ぜ込んだりすれば、いい仕事をしてくれますよ。

八角は好き嫌いがあると思うのでお好みで。

 

ちなみに、梅ジャムは、去年の初夏にサワーを作ったときの果肉を種ごと煮詰めたもの。

梅に限らず、肉を煮込むときに果物のジャムを入れるのは、砂糖だけよりも奥行きのある味になる気がします。

 

圧力鍋から蒸気があがったら、弱火にして25分ほど加圧。

その間に卵をゆでます。

私はお湯が沸騰したお鍋に生卵を入れて、そこから6分のゆで加減が一番好きです。

 

圧力鍋の加圧が終わったら、自然に圧力が下がるまで放置。

あら熱がとれたら保存容器に煮汁と肉を移し、殻をむいたゆで卵を入れて完成です。

 

冷めると煮汁の表面に肉の脂が白く固まります。この脂は、取り除いた方が扱いやすいですし、チャーハンや炒め物にぜひ!

 

煮豚は、薄切りにしてそのままおかずにしてもよし、

細切りにしてきゅうりやもやしなどと和えてもよし、

脂の多い部位で作ったときは、崩れたお肉の端っこと煮汁で炊き込みご飯にするのも絶品な優秀メニュー。

お弁当にもうれしいおかずですよ。

 

by くりむ

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